昨日の投稿では、因果関係が完全に把握できないという現実を前にして、我々臨床家に何ができるのかという課題を残した。昨日の記事は他の団体の偉い先生(たとえばIZW先生とか)も読んでくださったようなので、意見を聞かせていただきたかった。
では、私の考えを述べよう。
Kawahara Institute of Osteopathy
昨日の投稿では、因果関係が完全に把握できないという現実を前にして、我々臨床家に何ができるのかという課題を残した。昨日の記事は他の団体の偉い先生(たとえばIZW先生とか)も読んでくださったようなので、意見を聞かせていただきたかった。
では、私の考えを述べよう。
オステオパシーの創始者アンドリュー・テイラー・スティルは著書の中で、しつこいくらいにこの因果関係に関することを記している。端的に言うと「結果ではなく原因に対処しろ」ということである。
しかし現実的には、この因果関係を明らかにするということは一筋縄ではいかない。その理由はいくつもあるのだが、代表的なものをいくつか挙げていこう。